まっすぐ帰れない

雑な私の備忘録。

私の仕事とジャニーズ

ここ最近仕事中にこれが嵐やキスマイだったら・・・
 と思う事が多いので、ここで少しだけお話させて欲しい。
 
まず今の私の会社について簡単に。
私の職場は印刷会社なのですが、簡単に言うと何でも屋さん。
色んな企業のポスター作ったり、パンフレット作ったり、WEBサイト制作してたり・・・
記念フィギュア作れって言われたら作るし、
こんなキャンペーンやりたいんだって言われたら、景品から考えたりする。
日々印刷会社の枠を超えすぎていると思うのだが、
 様々な領域の対応ができることがウリらしい。
 
そこで私は色んな企業の販促物を作っていて、
 主にこんなデザインにしようってデザイナーさんと考えながら、
 得意先が納得してくれるものを作って、カタチにしていくのが仕事だったりする。
 
 なんかかっこよく言い過ぎたけど。
 現実は日々得意先の指示を「はいはい」と聞きながら、納期と闘っている。
 
前置きが長くなりましたが、そんな仕事の最中に、
 「これがジャニーズだったらなあ…」などと考えてしまう事が最近多い。
 
先日A会社で打ち合わせ中のこと。
 
A会社が毎年開いているある競技大会(マイナースポーツ)があって、
 それはプロの方達も来て盛り上がるものらしい。
 メジャーじゃない競技でもプロとなればファンがついているらしく、
 その大会後、プロと触れ合える場があるそうだ。
 
そこでプロ選手がサインする色紙に、
 誰のサインかわかるように選手名が書かれたシールを用意したいという事で、デザイン出しをしていた。
 
ちなみに今年の大会は開催20周年。
 
ここから少し会話を交えてお届けさせてください。
 
シールのデザインを見ながら、
 
A担当「いや、そもそもこんなシール貼ってもらってファンの人、嬉しいんですかね?
    僕相手がイチローだとしても、あんまり実感沸かないですわ。」

(じゃあ何故依頼してきた、と心で呟いた)

営業「サイン自体を見ても誰のかわからない事が多いんで、
   ちゃんと誰のサインかわかるように必要だと思いますけど。」
 
 A担当「それだったら、柄とかもない名前シールでも別にいいですよね。うん。」

(ここで私の中では、嵐にサインもらえるとしたら、という事でいっぱいだった)

-----------------------------------------------------------------------------------
 
そもそもサインもらいに来るって、結構好きだよね。
 私の場合それが、嵐やキスマイってことでしょ。
 そもそも彼らだったら、
 その場でサインもらえるとか、どんだけ近くで会えてるんだっていう話だ。
 
 その上、翔くんがこれ俺のサインってわからなかったら悲しいと思うから、
 とか言ってくれて、シールを貼ってくれるんだぞ。
 

 しかもそのシールにはオリジナルロゴと20周年記念ロゴまで刷ってある!!

 
やだ・・・もう超プレミアム!!
 サインどうこうじゃなくて、そんなシールを無料で、
かつあの翔くんが貼ってくれるなんて!
転売屋だってとびつく。
 
豪華すぎて、ファンとしては泣いてしまいそう。
 
私の頭の中では、あの記念すべき嵐の20周年に、
 嵐がサインしてくれて、
さらに後で誰のサインかわからなくなっちゃダメだからって、
 5人がそれぞれのオリジナルシールを貼ってくれる場面が再生されていた。
-----------------------------------------------------------------------------------
 
こんな気持ちを胸に、満を持してコメント。
 
私「いや、でも考えて下さい。例えば自分の好きなアーティストがいて、
  その人のイベントに参加して、サインをもらう時に、サインだけじゃなくて、
  さらにそのイベントのオリジナルシール(名前入り)までもらえるんですよ!
  結構嬉しくないですか!?
 ここは好きなアーティスト誰でもいいんで想像して考えましょう。」
 
営業 (ぽかん)
 
A担当「確かに、ミスチルやサザンだったら嬉しいかもしれないですね。そっかあ〜」
 
そうだそうだ、
誰だって自分の好きな人からもらったら、プレミアム感をかんじるのだ。
赤の他人から見ると、何がいいのかわからないものでさえ。
 
この後無事デザインも決まり、シールについての話は終了した。
 
A担当「てか、⚫︎⚫︎さん普段からその勢いで話してくれればいいのに。(苦笑)」
 
いつもは特段喋る事もなく、営業と担当者が話している内容をメモしているだけなので、急に話したのが違和感だったらしい。
 
「へへへ」と苦笑いして誤魔化しておいた。 
と、なんかオチも何もない話ですみません。
 
 
こんな風にここ最近の仕事中はもっぱら、
これがもし嵐の~とかキスマイの~などと考えながら作業している。
常に私の頭の中はジャニーズでいっぱいという事なのだろう。
 
パンフレット作ってる時だって、
 これが嵐主演映画のパンフレットだったら、
 どんなに大量の写真データがきても、
 「ちゃんと精査して渡してよ、何なのもう!!(半ギレ)」なんて思わずに、、
 「この相葉ちゃんもいいし、あーでもこっちもなんかいい表情してるし、2パターン出してみます?」
 とか言いながら選べるだろうし、
 
会社案内で、社員のインタビュー立ち会ってきてなんて言われても、
 「立ち会う必要性ないでしょ。その間に仕事が溜まるじゃん!」なんて思わずに、
コピーライターさんに、
事前に取材者についてまとめた資料まで作って、
渡すくらいのやる気はみせちゃうし、
 (デビューから現在までの簡単な実績と、趣味趣向までさくっと!)
 
コンサートグッズとか、パンフとか、
めっちゃグッズ案考えるよ、私。
ページ数多くても全然文句言わないよ。
(最後の校正も一字一句チェックできる)
 
ああ、ジャニーズエンターテイメントやジェイストームやエイベックスの実制作を担当している会社は一体どこなのだろう。。。
 
なんて思いつつ、私は日々全く興味のない物ばかり作っているわけです。
 
でも実際に自分がこんな仕事をしているからこそ、
コンサートグッズあんだけ幅広く作るのめっちゃ大変なんだろなとか、
 アルバムが出るときは、
 今年のコンセプトは~から考えて、
 それを曲に落とし込んで、デザインに落とし込んでとか、
ジャケット撮影もしなきゃいけないし、初回と通常でバリエーション出てくるし…
と、できるまでの過程を考えるだけで、気が遠くなる。
 
ライブ一つやるのだって、
 装飾とか、ライブで流す映像とか、衣装とか・・・
 決める事いっぱいあるし、作るモノも大量だし、セットは莫大だし・・・
当日の警備やスタッフ手配とか・・・
 企業がたった一日展示会やるだけで何ヶ月も前から準備したりするのに、
 ライブとか一体どんだけの人が、関わって、
 どんだけの労力がかかってんのかと思うとゾっとしてしまう。
 
もちろん業界のノウハウがあって、
ある程度の流れはできて、まわっていくんだろうけど。
 
私達がいつも楽しく見ているもの(CD、ドラマ、DVD、ライブとか)は、彼らがいるからこそ成り立つものだけど、
 そこに関わっているスタッフの方々の働きも私の想像を超えるものだろう。
 
さっきの演出やっぱこうしたい、映像はこんな感じに、という彼らの意見と、
スタッフの協力と共に成り立っているんだよね。
私の想像はライブだけど、時間のない中、詰め詰めの作業で、直前の変更とかもありながら、私達のもとに届けられているんだと思うと、
本当に有難く感じてしまう。
 
 「スタッフのみなさんも本当にありがとうございました。」
 
そう考えたら、ライブの最後にいつも彼らが言うこの言葉は欠かせない。
 きっとオーラス後の達成感は素晴らしいのではないか。
 
そして、そんなスタッフ達の働きや、ファンからの期待、世間からの声、色んなものにさらされながらも笑顔でやり遂げる彼らの精神力は半端なく強いんだろう。
勝手に期待され、批判も受けて、評価にされて…
理不尽な事を言われたり、プライベートまで追い回されるのに。
彼らが抱えているものや、背負わされているもの、
そして今に辿り着くまでの事を考えたら、
 私なんとも楽しく自由に生きているだなと感じてしまう。
 
あれ、なんだか話が反れたし、
よくわかんない事語り出してしまった!!
失礼いたしました。
 
要は、自分の仕事がジャニーズに関連してたらいいな★ってよく思うけど、
自分の仕事から、勝手に色々想像したら、
私がいつも楽しく、嬉しく見ているものは、
色んな人の苦労があって、生み出されたもので、
それをファンへいつも届けてくれているんだろうな、って事を書きたかったです。
 
そんな事をダラダラと書いてしまいました。
自分の文才のなさに呆れてきたので、今日はこのへんで失礼いたします。
読んでくれた皆様、ありがとうございました。